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 ボートレース浜名湖がお届けする『オールB級東海地区選手権 BTS焼津1周年記念』は見どころ満載の企画シリーズ。そのタイトル通り、全選手がB級レーサー。それも、ボートレース蒲郡で開催される『G1第65回東海地区選手権競走』(2月14日~19日)の裏開催ともなれば、注目しないわけにはいきません。経験豊富なベテランからデビューしたての若手まで、昇級へのきっかけをつかみ取る厳しい戦いが期待されます。

 シリーズ大看板は、何と言っても高塚清一選手72歳。プロ生活は54年に及びます。重量級ながら、デビュー期にいきなり4.11の勝率を叩き出し、早々にA級レーサーとなった高塚選手はイン水域を主戦場としないスタイルを貫徹。それでいて、過去一度もB2級を記録していません。現在も4点台をマークするなど底力は凄まじいものがありますが、本人は「ボートレースしかやることがないからやっているだけだよ…」と淡々としたもの。その姿自体が、休むことなく山を一歩一歩登るベテランクライマーのようで、尊敬の念を抱かずにはいられません。後輩に手本を示しながら、まったく互角の戦いを演じ切ることでしょう。

 この高塚選手に次ぐ注目株は澤大介選手。言わずと知れた『6コース専門レーサー』です。浜名湖は1年8ケ月ぶりの参戦ながら、ファンの記憶にも残っている思い出深き水面。前回大会の初戦でフライングを切ったものの、その後5戦3勝と勝負師魂をみせたのです。そのいずれもがトップスタートからのまくりとまくり差し。存在感を示しました。浜名湖だけにある『チルト2.5度』を使うとしたら澤選手でしょう。注目されます。

 また、安定感なら松井洪弥選手。当節参戦メンバー中、現勝率5.29は第3位。1期前の2019年後期も3位の5.60。さらに前々期の2019年前期は5.48で1位としています。当然のことながら昨年11月からの来期適用勝率は5.81と高い水準。硬軟織り交ぜた戦法が特徴ながら、とりわけ2コースと4コースが得意であることを是非押えておきたいものです。

 そのほか…
 数字に表れているのは『完璧な2着型』。11月以降、5.81をマークしている西村豪洋選手参戦する地元静岡勢の中で、最も直近の浜名湖優勝歴がある中堅レーサー鈴木峻佑選手近況3.42の勝率をマークしている2017年11月デビューの121期生、宇留田翔平選手スピードターンが持ち味で攻めが基本。枠番不問の戦いを演じる黒野元基選手など、多士済々です。

 そして何より注目されるのは、登録番号5000番台付近のルーキー達が成績浮上のチャンスと日ごろの練習の成果を水面にぶつけてくる可能性があること。まだ、水神祭を飾っていない一色凌雅選手(124期)杉山喜一選手(125期)からも目が離せません。

 2月13日(木)から17日(月)まで開催の『オールB級東海地区選手権 BTS焼津1周年記念』にご期待ください。

ライター:荻野滋夫(JLCアナウンサー)

現在B級ではありながら、A級並みのセンスを隠し持つ注目レーサーを3支部ごとに紹介!

  • 三重支部
  • 愛知支部
  • 福岡支部
  •  現役最年長レーサーだけに、積み重ねたキャリアは誰にも負けない。出走回数だけでも現役最多で1万2千走を超えている。13年1月常滑では65歳10カ月での優勝を記録。昨年2月戸田でも優出し、まだまだ走りは活発だ。

     ダッシュ戦で一発好走がある。本人に尋ねると「スタートの微調整が下手なので…」と謙遜していたが、この言葉の裏を返せばスリット全速通過の破壊力を秘めているということだ。伸るか反るかの一撃で波乱決着を呼ぶ。

  •  一時期A1級を張っていた頃は、1期間でまくり2桁勝利を挙げることも多々あった。持ちペラ制度廃止や、昨今の出足重視のモーター調整で活躍の場が減っているが、6期前にもまくりで2桁勝利を挙げた攻撃力は侮れない。

     現在デビュー3年目だが、浜名湖に初めて参戦したのはデビュー2節目のこと。そのときは、チルト1.5度にも挑戦して一発穴を空けてやろうと意気込んだ。その姿勢は今でも変わらず、穴男として注目の存在だ。

  •  大外・伸び強襲のスペシャリストだが、最近のモーターではどうしても出足にも頼らざるを得なくなってきた。ちなみに、浜名湖は全場で唯一チルト2.5度が使用できるレース場だ。澤もこの2.5度の使用経験がある。

     趣味のサーフィンでボートレース浜名湖近辺の外海へ訪れることもある。そしてその縁もあり、浜名湖の若手練習に参加したことも。レースでも水面が荒れるほど張り切るタイプだ。波乗りメンタルなら誰にも負けない。

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