記者が斬る! モーターTOP5
4月の初おろしから7カ月が経った三国の現行モーター。
そこで、今回はこれまでの2連率推移と成績アップ時の使用者を
振り返りながら、「記者が注目すべき5機」を紹介します。
それぞれのモーターの特徴をつかめば、今節の予想に生かせること間違いなし!
データ集計期間:2018/4/3~10/25 選手級別:2018年後期適用
 4月の初おろしから7カ月が経過した10月末現在で、勝率、2連率とも破格の数字を叩き出す文句なしのエース機。初おろしからすぐに松本晶恵(群馬)が「G3オールレディース」で準優勝と結果を出したが、本格的に威力を発揮し始めたのは谷津幸宏(埼玉)が4勝を挙げた6月戦あたりから。8月お盆戦では遠征勢の大谷直弘(愛知)が地元強豪軍団を相手に予選を突破、続く「けーぶるちゃん。杯」では須藤博倫(埼玉)がオール3連対で優勝。準優戦、優勝戦ともに後続をぶっちぎった舟足はまさに別格のものだった。
 その勢いは9月に入っても衰えを見せず、「三国初優勝争奪戦」では重木輝彦(兵庫)が節間5勝、2着4本と大暴れ。さらに展示航走では11走中8回でトップタイムを計時。伸び型に特化した強力機だ。
 7月の「G2モーターボート大賞」では山崎智也(群馬)が手にするも、節間2勝どまりで特に強い印象は残さなかった。ところが、夏場に入り様相が一変。8月お盆戦では地元の高倉孝太(福井)が準優は3着惜敗も、節間6勝の活躍を見せると、続く「けーぶるちゃん。杯」では荒川健太(三重)がその上を行く7勝を挙げたが、勢い余って準優でコンマ03のフライング。行き足から伸びにかけての強烈な推進力が荒川の勘を狂わせた。
 10月にはG3企業杯で坪口竜也(長崎)が4勝し優出、続く「第26回たけふ菊人形賞」でもベテランの齋藤勇(東京)が同じく4勝。うち3勝は往年の走りを彷彿させるまくり勝ちだった。7月末時点では中堅機だったが、夏場に火を噴き一気に3位にまで浮上した上昇度ナンバーワンの注目機。
 10月末時点で勝率、2連率ともに上位の好調モーター。地元スターが勢ぞろいしたGW戦で、そこから6場所連続優出の快進撃を見せることになる倉谷和信(大阪)が優出。イン戦はしっかり勝ち上がり、その他のコースでも2着5本としぶとさを発揮した。夏のお盆戦では地元の石田政吾(福井)がオール3連対で優出。予選の平均スタートタイミングはコンマ09と行き足の良さを連日アピール。近況も10月のG3企業杯で原田幸哉(長崎)がやはりオール3連対で優出し、こちらも0台スタートを連発した。
 ただし、このモーターの特徴は、上位機の中では1着数が比較的少なく、2着数が突出している点。豪快に決めるパワーというより、多くの選手が求める乗り心地の良さが特色の実戦向き優秀機。
 大病を克服し奮闘する片山竜輔(岡山)が、逆転の末に復帰後初優勝を飾った9月の「G3マスターズリーグ」が強烈な印象を残すモーター。節間を通しスタートを決め(トップスタート7回)、展示時計も全て上位タイムを計時した。
 10月にはG3企業杯で桐生順平(埼玉)が途中帰郷するまでオール3連対で3勝、続く一般戦では山田康二(佐賀)が4勝し優出2着。さらに続くルーキーシリーズでは、直前の徳山戦最終日にフライングした吉田裕平(愛知)が、強気のスタートは控えながらも5勝挙げ優出と止まらぬ勢いを見せる。7月末時点では低迷していた平凡機が、10月末現在で19位まで駆け上がる。
 初おろし後すぐに清水沙樹(東京)が「G3オールレディース」の予選で4連勝をマークして注目を集める。5月に松江秀徳(佐賀)が4勝、7月には太田和美(大阪)が「G2モーターボート大賞」で優出と快調なペースだったが、夏場に入りやや停滞する。しかし、秋風が吹き始めると再び上昇。9月に佐藤博亮(愛知)が転覆事故をはさんで4連勝し事故をはね返しての優出と、春先に似たムードに。続くG3マスターズリーグでは、亀本勇樹(広島)が未勝利ながら準優を含む2着5本で優出。10月に入っても好調で、深井利寿(滋賀)が引き継いだG3企業杯で4勝し、トップタイに並ぶ通算5度目の優出を記録した。展示航走ではあまり目立たないが、レースに行くと強みを発揮する出足寄りの典型的な実戦型モーター。
UP