優勝杯を下賜されたことを記念して1972年に「高松宮杯争奪特別レース電化完成記念」を開催、その後「G1高松宮記念特別競走」として独立した。ボートレース住之江でのみ開催されるため、選手が年末のSGグランプリを視野に入れて、出場当確組はグランプリへ向けた調整の確認を、グランプリ出場を目指す選手は優勝賞金800万円を狙って走る。
 歴代覇者には優勝4回の太田和美をはじめ銘柄級が並び、伏兵クラスの優勝は少ない。ただ今回は9月初旬の開催で、若松SGメモリアルからの転戦組は疲れが溜まっているかも?
開催 優勝者 支部
第35回(2007/10/23〜28) 三嶌 誠司 香川
第36回(2008/9/27〜10/2) 田中信一郎 大阪
第37回(2009/9/4〜9) 太田 和美 大阪
第38回(2010/9/25〜30) 石田 政吾 福井
第39回(2011/10/24〜29) 田中信一郎 大阪
第40回(2012/10/14〜19) 峰  竜太 佐賀
第41回(2013/10/5〜10) 湯川 浩司 大阪
第42回(2014/9/30〜10/5) 山崎 智也 群馬
第43回(2015/10/5〜10) 田中信一郎 大阪
第44回(2016/10/3〜9) 篠崎 元志 福岡
開催 優勝戦出場者数
地元勢 遠征勢
第40回 3 3
第41回 2 4
第42回 2 4
第43回 3 3
第44回 2 4
 G1高松宮記念の9月上旬開催は第37回大会以来。夏から秋へと移る9月は昼夜の気温差が大きく、プロペラ調整の難しい時期でもあり、気温に合わせた調整のできる選手や昼夜どちらかに合わせて調整してあとはテクニックで乗り切れる選手が活躍する傾向にある。中でも、充実期に入った石野貴之をはじめ、松井繁、田中信一郎ら住之江ナイターを走り慣れている地元勢が有利になるはず。また、後半のナイター時間帯ばかり走る主力クラスや機力上位の選手も調整面で有利になる。6月のG1周年で優勝した峰竜太は予選の4日間で3回も最終12Rを走っていた。
 ただ、そんなナイターうんぬんを超えてしまうのが“勢い”。6〜7月にかけて3連続Vをした中村亮太、常滑G2で特別戦初制覇の山田康二の2人には要注意が必要だ。