地元レーサーによる「大阪支部No.1」を目指す戦いであるオール大阪は、「王将戦」「ラピートカップ」「摂河泉競走」と年3回ある。いずれも艇界を代表するレーサーをはじめ下剋上を目論む若手レーサー、いぶし銀の存在感を放つベテランらが集い、ハイレベルな戦いを繰り広げるのが見どころだ。
 2016年の摂河泉競走は、ドリーム戦で1号艇の石野貴之が敗れて198,770円という超高配当が飛び出した。しかし優勝戦は1号艇の田中信一郎があっさりイン逃げ。2015年は石野がイン逃げで優勝している。SG優勝者がオール大阪でも優勝するパターンは今回も変わらないだろう。若手が力をつけてきていると言っても、最強支部・大阪のトップクラスには敵わない。
2012年 3557 太田和美
2013年 4044 湯川浩司
2014年 4168 石野貴之
2015年 4168 石野貴之
2016年 3556 田中信一郎
順位 配当金額 レース 1着(進入) 2着(進入) 3着(進入)
1 ¥198,770 8/14 第12R 6号艇(6) 4号艇(4) 3号艇(3)
2 ¥90,050 8/16 第8R 5号艇(5) 3号艇(4) 4号艇(2)
3 ¥76,390 8/14 第2R 5号艇(6) 1号艇(1) 6号艇(5)
4 ¥53,300 8/17 第2R 6号艇(2) 5号艇(4) 1号艇(1)
5 ¥32,550 8/14 第7R 4号艇(4) 1号艇(1) 5号艇(5)
6 ¥23,510 8/14 第1R 5号艇(5) 1号艇(1) 4号艇(4)
7 ¥20,400 8/19 第9R 2号艇(2) 4号艇(4) 1号艇(1)
8 ¥16,500 8/19 第10R 2号艇(3) 6号艇(2) 1号艇(1)
9 ¥16,260 8/16 第11R 3号艇(4) 6号艇(6) 4号艇(5)
10 ¥15,360 8/18 第11R 2号艇(2) 4号艇(3) 1号艇(1)
 ついに、大阪支部にも世代交代の波がやってきた! 田中信一郎は2017年後期適用勝率でベスト10入りしたが、松井繁は4期前をピークにやや下降線ぎみ、太田和美も流れに乗れているとは言えない状態だ。まさに『グランプリ覇者の時代』から『石野時代』へ変わろうとしている。
 石野時代の主役はもちろん、石野貴之だ。「大阪支部の強さを継ぐ覚悟ができた。プロなら強い選手と呼ばれたい」という言葉の本気度は、SG連覇で証明した。そして、石野に刺激された同期の渡邊雄一郎も2度目の7点勝率をマーク、今期は優出3回うち優勝1回と調子を上げている。
 石野を追いかけるのはA1級定着から記念戦線へステップアップした木下翔太と上條暢嵩のヤングコンビ。さらに、桐生G3イースタンヤングでは山崎郡が果敢な立ち回りでアピールし、スタート事故禍を乗り越えた権藤俊光は今期A1級ペースだ。この世代交代の波はどんなドラマを描くのか…面白くなってきた。