ヴィーナスシリーズ第5戦 尼崎プリンセスカップに地元・兵庫支部から出場する来田衣織選手。デビューしてまだ約半年ですが、レースへの思いは人一倍熱い来田選手がどんな戦いを見せてくれるのか!? 直撃インタビューを行いました。
取材日:2018/6/15

PROFILE

※データは2018/6/20現在のものです。
  • 生年月日1996/4/4
  • 身長156cm
  • 血液型O型
  • 出身兵庫県
  • 初出走2017/11/3(尼崎)

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―ヴィーナスシリーズ第5戦 尼崎プリンセスカップは兵庫支部で唯一の出場者ですね はい、地元・兵庫支部からは私1人なんです。6月に走ったびわこのヴィーナスシリーズでは良いモーターを引いたのに悔しい結果しか残せなかったので、気合を入れて挑みたいと思います。連に絡めるように頑張りたいです!

ーびわこのヴィーナスシリーズが初めての女子戦出場だったんですね 今まで男女混合戦しか走ったことがなかったので、めっちゃ緊張しました(笑)。ただ、同期の濱崎寿里矢さんと一緒だったので楽しかったです。同期と一緒に走るのがデビュー戦以来だったので。

―戦績はどうでしたか? レースに入る前、師匠である魚谷(智之)さんにご飯に連れて行ってもらったんですが、その時に「ラッキーヱビス」という通常1匹の鯛が2匹いるレアなヱビスビールが出てきて、良いことがあるかもとLINEのトップ画面にして臨んだんです。そうしたら、良いモーターを引いたんです。けれども、気温の変化が大きくてプロペラを合わせきれず、ターンもいつも通りできなくて…。びわこは2回目で、初めてフライングをしたレース場でもあったんで、リベンジのつもりで頑張りたかったんですけどね。ほとんど6着ばかりで連にも絡めませんでした(苦笑)。

―最終日の最終出走の結果は4着でしたよ? 最後の最後でプロペラも合って、良いスタートもできて、果敢に攻めることができたので自分の力を出せた4着だったと思います。課題である道中の着順キープも最後までできたのが良かったです。

―道中の着順キープが課題なんですね まだまだ走る位置も悪いしターンマークも外してまわってしまうので、道中で先輩たちに抜かされてしまうんです。

―尼崎はびわこのリベンジ? プロペラを合わせきれなかったのも、連に絡めなかったのも悔しかったんです。おかげでめっちゃ気合が入っています。

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―尼崎のGWレースでは舟券に絡んで、2万舟を出しました あれはめっちゃ嬉しかったです。師匠の魚谷さんと兄弟子の松下(直也)さんと一緒のレースだったんで、めちゃくちゃ気合が入っていました。師匠が忙しい中でペラを見てくれたり、先輩たちもいろいろ教えてくれたので、6着ばかりでは終われないと思っていましたし、自分でも最低限の管理はしっかりしようと体重を47キロ台に落としました。気持ちで掴んだ3着だと思います。レース後、先輩も友達も、ファンの方々にも喜んでもらえたので今後はもっと連に絡みたいです。

―初1着も狙えるのでは? 次の尼崎・ヴィーナスシリーズでは水神祭を飾りたい! でも、1着を取るよりも、3着以内にたくさん入ってファンの方に喜んでいただきたいです。

―尼崎は好きなレース場ですか? 最初は水がめちゃくちゃ固いし乗れなくて嫌いだったんですが、兵庫支部の先輩たちが乗り方を指導してくださって、今は慣れてきてスタート勘もつかみやすいので好きです。

―同支部の先輩からのアドバイスは心強いですよね 自分が走ったレースのリプレイを見てもらってアドバイスをいただくこともあります。師匠からは、スタートが遅いと不利になるので、「平均してコンマ16を出せるように」と言われています。スタートが決まれば良いターンにつながるので。他にも、ハンドルの切り方やプロペラもちゃんと叩けるようになりたくて先輩方に教わっています。

―魚谷選手が師匠になったきっかけは? 昨年12月のG1尼崎センプルカップの時に先輩が練習に誘ってくれて、出場していた魚谷さんと初めていろいろとお話をしました。その際に魚谷さんのボートレースへの情熱やストイックさに衝撃を受けて、強いのに努力を怠らない姿勢に憧れました。なので1月に一緒のレースに出た時に、指導してもらえるようにお願いしたんです。
実は、兵庫支部ってみんなの話し合いで新人選手の指導員を決める方針があって、1月のレース中に森智也さんが私の指導員をしてくださることが決まったんです。でも、その翌日に金子(龍介)さんが「師匠として気になってるヤツはおらんのか」って話しかけてくださって、思わず「魚谷さんが」と答えてしまって…。そうしたら、魚谷さんにそれが伝わって、心の準備ができていないままに芝田(浩治)さんからも「ちゃんと伝えてあるから、自分でお願いして来い」って言われて…ドキドキしながら正式にお願いしました。

―なんか、ドラマチックなシチュエーションですね! アハハハハ(笑)。魚谷さんも急に言われたからびっくりしたみたいです。前日に指導員は森さんと決まったので、休憩室でいきなり話を聞かされて驚かれたそうです。師匠が決まった後、森さんには「フラれた気分や(笑)」って言われて本当に申し訳ないと思いましたけど、やっぱり嬉しかったです。

―魚谷選手には普段どんなことを教わっているんですか? 本場で練習ができない時は、魚谷さんのご自宅に泊まり込んでペラ合宿をさせていただいています。合宿では音楽を聴きながらひたすらプロペラを叩いています。魚谷さんとは音楽の趣味が似ているので、好きなロックバンドのDVDを流したり、気合を入れたい時はボン・ジョヴィを聞きます。気合が入りすぎてすごい形に叩いてしまうこともありますが(笑)。音楽を聴くと集中できるんですよ。レース中もロックを聴きながら走れたら、もっと強気に攻められると思うんですけどね。可能ならヘルメットにスピーカーを内蔵させたいくらいです(笑)。

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―11月にデビューして、半年が経つんですね めちゃくちゃ、あっという間でした。時の流れがこんなに早いなんてびっくりします。養成所時代は時が止まっているのかと思うくらい遅かったのに! それだけ、ボートレースの世界は楽しくて充実しているのかなと思います。

―ボートレーサーになろうと決めた理由は? 陶芸家になるのが夢だったんですが、活躍できるかどうか難しい世界なのでどうしようかと悩んでいることを父に話したら「こんなんあるけどどうや」ってボートレースのことを教えてくれたんです。どうも父は昔、ボートレーサーの試験を受けたそうで…。両親が反対したので記念受験だったみたいですが。そこで、ボートレース尼崎の体験会に参加してペアボートに乗ってみたら私がハマってしまって(笑)。その後住之江のペアボートにも乗りに行きました。レース場によって水質が違うのがよくわかって、ますます興味が湧いてきて受験することにしたんです。4回目でやっと合格しました。

―家族も応援してくれましたか? はい。弟がいるんですが、よくケンカをしてたのに今は応援してくれるようになりました。心配していた祖父母もデビューしたら私のレースを楽しみにしてくれるようになって。祖父なんか私のレースを全て記録していて、分析データを送ってくれるんです。心強いサポーターです。

―仲が良いレーサーはいますか? 同期のみんなは大事な存在です。LINEでつながっています。
そして、同支部の福岡泉水さんも大きな存在です。高校が一緒なので昔から知っていて、「いーさん」って呼んで普段から遊んだりしています。私がレーサーになれたのもいーさんのおかげなんですよ。私が受験している時に同じく受験していたんですが、先にいーさんが合格したのを知って、刺激されて頑張ることができました。

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―お休みの日はどう過ごしていますか? ジムに行ったり、ホットヨガをしています。

―陶芸とかはしないんですか? 今はそういう余裕がないです。私は股関節や身体が硬いので、ホットヨガで柔らかくしたり、体幹をつけたり、体重管理をしやすくするために代謝をあげることが必要だと思っているんです。でも努力することを苦と感じないタイプなので、楽しいですよ。
今でも時々ありますけど、レースを振り返ろうとリプレイを見たら、自分が遅すぎて画面に映ってないんですよ。デビュー戦なんか、先輩たちはターンの体勢に入っているのに、私はまだ直線を走っていたんですよ! 連に絡んで画面から消えないようになりたいんです。なので休日もボートレースに集中しています。

―ボートレーサーとしての大きな目標は? SGオールスターに出ることです。人気も実力もあるボートレーサーが選ばれるレースなので目標にしています。ボートレーサーって、人として愛される、応援してもらえるカッコよさも大事だと思うんですよ。人気と実力を兼ね備えているレーサーになりたいです。

―最後に、ファンへのメッセージをお願いします いつもご声援ありがとうございます。ヴィーナスシリーズ第5戦 尼崎プリンセスカップは、地元なので、握ってまわって、ゴールするまで画面に映って、舟券に絡んでファンの皆さんに恩返ししたいと思っています。いつも応援してくださっているファンのみなさんへ、成長した姿を見せられるように頑張ります!

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