同時期に多摩川でGⅢイースタンヤングが開催されている影響で、地元の有力株は残念ながら不参加に。それでも上位勢には8月に行われる当地PGⅠレディースチャンピオンへの出場が有力な選手が名を連ねる。その中でシリーズを引っ張るのは、長年に渡って女子のトップ戦線で活躍を続ける鎌倉涼(大阪)。当地3Vは遠征勢トップの数字で、通算勝率に関しては出場選手トップの実績だ。自身2年ぶりの優勝で真夏の女王決戦へ勢いをつけたい。
　同じく当地レディースチャンピオン出場が有力な大瀧明日香(愛知)もV候補の1人。当地は優勝歴こそないが、通算では優出8回と安定した活躍を見せている。鎌倉と同様に、自身5年ぶりとなる痛快な一発を狙う。
　決定力という点で注目したいのは、7月津と9月児島の両GⅢオールレディースを制した宇野弥生(愛知)と11月戸田GⅢオールレディースVの松尾夏海(香川)。どちらも優先出場権を手にしており、PGⅠレディースチャンピオンでの活躍にも期待が懸かる。
　廣中智紗衣(東京)と倉持莉々(東京)の東京コンビや、関野文(大阪)、今井美亜(福井)、櫻本あゆみ(群馬)、若狭奈美子(岡山)、藤堂里香(福井)に、地元の豊田結(静岡)らも出場が有力で、今節を含めて注目必至だ。

※2025年5月13日時点のデータです。