シリーズ展望
 今年のSG戦線は前本泰和、濱野谷憲吾、原田幸哉といったマスターズ世代の優勝が目立つ。経験に裏付けられたモーター整備が活かされるシーンが多いということだろう。
 今節の出場メンバーでは江口晃生(群馬)が今期8点台をマークと、別格の強さを見せている。今年の優勝5回のうち4回が今期のもの。プロペラ調整だけでなく、毒島誠譲りの超速ターンに挑戦しているのも好調の要因の一つだろう。
 今期に入ってコンスタントに優出しているのは、白水勝也(福岡)伊藤誠二(愛知)。白水は整備力、伊藤はスタート力という武器を持っているのが強み。豪快なまくりのイメージが強い熊谷直樹(東京)は8月桐生、多摩川で連続優出と調子を上げている。今村暢孝(福岡)は積極的なコース取りから名手の走りを見せる。川崎智幸(岡山)はキャリアで、武田光史(福井)はターンスピードで負けていない。
 今節のマスターズリーグは期末勝負駆けになる選手も多い。地元の福田雅一(香川)がA1級、木村光宏(香川)がA2級勝負で、期末勝負を懸けてくる。A1級復帰の射程圏にいる柏野幸二(岡山)高濱芳久(広島)牧宏次(東京)も気迫のレースを期待できる。