福井、滋賀、大阪、兵庫の4支部で争われる近畿ナンバーワン決定戦は、昨年のSGグランプリ覇者・石野貴之(大阪)をはじめ、今垣光太郎(福井)中島孝平(福井)馬場貴也(滋賀)のGP戦士が中心となる。中でも3月のSGクラシック出場権を持っていない今垣は、今回が最後のチャンスだ。
 尼崎実績抜群の松井繁(大阪)や前回尼崎大会Vの太田和美(大阪)、尼崎GⅠ周年覇者の丸野一樹(滋賀)も得意水面で上位へ。昨年PGⅠヤングダービーで優勝した上條暢嵩(大阪)、PGⅠレディースチャンピオン優勝の遠藤エミ(滋賀)に、年末のGⅢクイーンズクライマックスシリーズを制した西橋奈未(福井)や、尼崎年末戦Vの宮田龍馬(兵庫)ら若手も楽しみ。西村拓也(大阪)木下翔太(大阪)は念願のGⅠタイトル獲得へ気合が入る。
 迎え撃つ地元勢は、魚谷智之(兵庫)吉川元浩(兵庫)吉田俊彦(兵庫)稲田浩二(兵庫)らスター選手がそろった。2016年尼崎大会以来の兵庫勢Vを目指す。

  • 一度スランプにハマるとなかなか抜け出せないが、好調時の爆発力は凄まじい。それはキャリアを通じて証明済みだ。幸いにも現在は絶好調。当地は通算3Vで、2016年の近畿地区選手権でも優出と好相性。GⅠ初制覇への準備は整っている。

  • 9月桐生のGⅠ周年では予選をトップで通過し、準優も逃げてファイナル1号艇を獲得。敗れはしたが、青木にとっては収穫の多いシリーズとなった。この時の悔しい気持ちを持ち続けてやっていけば、きっと報われる日が来る。

  • 2020年平和島グランプリシリーズでSG初出場にして優出。それを含めSGは通算9戦で3優出と舞台が大きくなればなるほど、能力が引き出されるタイプだ。大阪支部から新たなヒーローが生まれることを期待したい。

  • これまでにSG優出1回、GⅠ優出3回とタイトルを獲得できる素質は備えている。今回が約2年半ぶりのGⅠ出場。それも地元で燃えないわけがない。決めてやると強い気持ちを持ち、地元ファンの前で最高の結果を残したい。

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