半年でのA1級復帰へ最後の勝負駆けに挑む。今期前半は勝率6点割れと不調だったが、夏場からリズムを立て直して勝率6.19(10月25日時点のA1級ボーダーは6.17)まで上昇。優勝争いはもちろん、まずは今期の級別審査期間である10月31日までの2日間の走りに注目だ。
ここ1年はまさかのB級暮らしと精彩を欠いていたが、今期はA級復帰へ好ペース。8月丸亀では1年5カ月ぶりの優出も果たすなど調子は上向いている。通算優出53回で優勝10回を誇る地元水面で底力を発揮する。
前期は勝率6点割れでA2級に降格したが、今期は6点勝率マークと復調中。その大きな要因は愛息子の孝成(コウセイ)が133期生としてデビューが決まったこと。この発奮材料を糧にさらなるリズムアップへ。
攻撃のバリエーションを増やし、選手として大きくレベルアップしている。当地5月GⅠ69周年では優勝戦進出はならなかったが、予選をオール3連対にまとめ堂々のトップ通過と、躍動した姿を覚えているファンも多い。
当地2021年4月戦は優勝戦1枠でVを逸したが、8カ月後の2022年1月下関で15年4カ月ぶりの優勝。悔し涙を嬉し涙に変えた。派手さはないが、レース運びはうまく、近況3連率は約70%と舟券に絡む確率はかなり高い。
109期養成所チャンプに輝いたことを考えれば、ここまで思い描いたキャリアは築けているとは言えない。しかし、3期連続でA級をキープと着実に力をつけている。まだ32歳。キッカケをつかめば大化けする可能性はある。
昨年2月の桐生GⅠ地区選手権以来となる優勝を7月大村で決め、近況勝率も6点台後半と復調ムード。当地は2年ぶりの出場となるが、前回優出とイメージは悪くない。持ち味の的確なレースさばきで2度目の三都市対抗戦制覇へ。
大阪支部に新たなスター候補生が誕生した。デビュー4期目の6月浜名湖で初優出を果たし、9月には地元の住之江で初優勝を達成。来期のA級初昇格も決定的な状況だ。強豪集結の今シリーズでも爪痕を残してみせる!
来期のA級キープは厳しい状況だが、今年フレッシュルーキーに選ばれてからの当地戦は8戦して準優入りを果たせなかったのは2回のみ。前回8月のルーキーシリーズでは優出しており、純地元水面では気合の入り方が違う!