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東京・大阪・福岡 三都市対抗戦
サンケイスポーツ旗争奪 第66回GSS競走
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好調者の多い地元大阪支部がシリーズの中心
 住之江開催の三都市対抗戦で地元・大阪支部から優勝者が誕生したのは過去10回で3回だが、支部別対抗戦は2020年から3大会連続で大阪支部が制している。その大阪支部を引っ張るのは、SG覇者で2017年福岡大会の優勝歴を持つ丸岡正典(大阪)だ。当地は今年3度の優出実績があり、通算でも優出41回で8Vと圧巻の成績を誇る。渡邊雄一郎(大阪)岡村仁(大阪)の中堅勢も変わらず好調で、復調著しい藤山翔大(大阪)井上忠政(大阪)も楽しみ。
 福岡支部は近況勝率7点台をマークする田頭実(福岡)松村敏(福岡)の攻撃派コンビに、コース不問の攻めが持ち味の益田啓司(福岡)松崎祐太郎(福岡)、A1級復帰へ好ペースの川上剛(福岡)らに期待がかかる。
 今年3Vと調子を上げてきている齊藤仁(東京)をはじめ、昨秋の当地戦以来となる優勝を目指す前沢丈史(東京)、若きGⅠ覇者の栗城匠(東京)ら東京支部勢も、地元の大阪支部にとっては脅威の存在だ。
一瀬明選手は欠場となりました。
A1級復帰&今年2Vのダブル獲りを目指す

 半年でのA1級復帰へ最後の勝負駆けに挑む。今期前半は勝率6点割れと不調だったが、夏場からリズムを立て直して勝率6.19(10月25日時点のA1級ボーダーは6.17)まで上昇。優勝争いはもちろん、まずは今期の級別審査期間である10月31日までの2日間の走りに注目だ。

復調ムードの勢いに乗って優勝へ

 ここ1年はまさかのB級暮らしと精彩を欠いていたが、今期はA級復帰へ好ペース。8月丸亀では1年5カ月ぶりの優出も果たすなど調子は上向いている。通算優出53回で優勝10回を誇る地元水面で底力を発揮する。

息子のデビューが決まり意気上昇

 前期は勝率6点割れでA2級に降格したが、今期は6点勝率マークと復調中。その大きな要因は愛息子の孝成(コウセイ)が133期生としてデビューが決まったこと。この発奮材料を糧にさらなるリズムアップへ。

トランスワードトロフィー
東京・大阪・福岡 三都市対抗戦
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3支部の選手たちによるハイバトル!
東京は齊藤、山田、宮之原が必勝態勢で挑む。2月当地大会優勝の大阪からは丸岡、鶴本、北村。福岡も松村、仲谷、塩田と精鋭ぞろいでまさに激戦。
 まずは東京支部。地元エース格を務めるのは齊藤仁(東京)。近況も持ち味の安定感は抜群で、2014年1月以来の当地Vを目標に力を振り絞る。山田哲也(東京)も自慢の快速攻でファンをうならせる。スケールアップ中の宮之原輝紀(東京)も期待値は高い。
 続いて大阪支部。SG2冠の丸岡正典(大阪)はややリズムを崩しているのは気になるが、実力はご存じの通り。優勝候補であることに変わりはない。2月当地大会を制した鶴本崇文(大阪)は連覇を目指し、気迫の走りを披露する。その一戦で優出した北村征嗣(大阪)は、V獲りに挑戦だ。
 最後にGⅠ覇者2人を擁する福岡支部。当地でGⅠ初V歴がある松村敏(福岡)は、近況も優出続きと絶好調だ。2018年九州チャンプの仲谷颯仁(福岡)も地力十分。8月常滑周年でGⅠ初優出を果たした塩田北斗(福岡)の勢いにも注目だ。
選手として大きくレベルアップ

 攻撃のバリエーションを増やし、選手として大きくレベルアップしている。当地5月GⅠ69周年では優勝戦進出はならなかったが、予選をオール3連対にまとめ堂々のトップ通過と、躍動した姿を覚えているファンも多い。

派手さはないが堅実でうまい

 当地2021年4月戦は優勝戦1枠でVを逸したが、8カ月後の2022年1月下関で15年4カ月ぶりの優勝。悔し涙を嬉し涙に変えた。派手さはないが、レース運びはうまく、近況3連率は約70%と舟券に絡む確率はかなり高い。

大化けする可能性を秘めた好素材

 109期養成所チャンプに輝いたことを考えれば、ここまで思い描いたキャリアは築けているとは言えない。しかし、3期連続でA級をキープと着実に力をつけている。まだ32歳。キッカケをつかめば大化けする可能性はある。

※データは2023/10/15時点のものです。
東京・大阪・福岡 三都市対抗戦
福岡J・アンクラス杯
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個人戦はもちろん、支部別対抗戦にも注目!
 今シリーズは通常の個人戦に加えて、東京、大阪、福岡の3支部による対抗戦も行われる。当地開催の対抗戦成績は福岡支部が3勝、大阪支部が5勝、東京支部は0勝。過去のレースでは大阪支部が圧倒しており、今大会も現役SGレーサーの太田和美(大阪)をはじめ、大平誉史明(大阪)繁野谷圭介(大阪)藤山翔大(大阪)中村魁生(大阪)竹間隆晟(大阪)ら各世代の実力者が結集する。
 対抗戦では大阪支部にリードを許している福岡支部だが、個人戦の優勝は5回が地元勢。福岡水面では絶対的エースの地位を確立している篠崎仁志(福岡)に、仲谷颯仁(福岡)高倉和士(福岡)のA1級トリオが気迫の攻めに出る。
 東京支部からは三角哲男(東京)作間章(東京)小林泰(東京)が参戦。いずれも波乗りには自信があり、特に三角は完全V歴もある水面巧者だ。その三角と同じく平和島開催の三都市対抗戦で優勝実績がある今泉友吾(東京)も侮れない。
完全復調を示す
近況の勢いに乗って優勝へ!

 昨年2月の桐生GⅠ地区選手権以来となる優勝を7月大村で決め、近況勝率も6点台後半と復調ムード。当地は2年ぶりの出場となるが、前回優出とイメージは悪くない。持ち味の的確なレースさばきで2度目の三都市対抗戦制覇へ。

急成長を遂げる
大阪支部の逸材に要注目!

 大阪支部に新たなスター候補生が誕生した。デビュー4期目の6月浜名湖で初優出を果たし、9月には地元の住之江で初優勝を達成。来期のA級初昇格も決定的な状況だ。強豪集結の今シリーズでも爪痕を残してみせる!

走り慣れた純地元水面で
デビュー初Vを狙う

 来期のA級キープは厳しい状況だが、今年フレッシュルーキーに選ばれてからの当地戦は8戦して準優入りを果たせなかったのは2回のみ。前回8月のルーキーシリーズでは優出しており、純地元水面では気合の入り方が違う!